SR1 XXRは、モータースポーツの扉を開くドライバーに贈る、ラディカルの“ファーストステップ”。
ただの入門機ではなく、本気のサーキット仕様で設計された本格レーシングマシンです。

エントリーモデルでありながら、走りは明らかに“その上”。
価格を超えるパフォーマンスと装備が揃い、プロフェッショナルなレースシリーズへの即デビューを可能にします。
2023年のXXRモデルでは、RPE製Gen5・1340ccレーシングエンジンを搭載。
ボディは新たな空力設計で生まれ変わり、剛性・耐久性ともに大幅な進化を遂げました。
2012年の登場以来、年齢もキャリアも問わず、多くのドライバーがこのマシンで
“走りの本質”を体感。
ラディカル独自の専任コーチによる走行指導とサーキットサポートも、その人気の理由のひとつです。
2017年には大胆なデザイン変更と電子制御の進化を経て、2023年にはXXRとして再定義。
“これ以上速く、これ以上楽しく、これ以上手の届く存在はない”
この哲学を体現する一台として、進化を続けています。
そして2024年、英・EVO誌にて最高評価の★5を獲得。
「これまで運転した中で最も楽しいクルマ」と評された理由は、
鋭いレスポンス、自在なコントロール、そして研ぎ澄まされたスリルにあります。

XXR で一日を過ごし、XX のオーナーでもある私は、新型 XXRがすでに優れた SR3 をさらに進化させた、非常に歓迎すべきモデルであると自信を持って言えます。
— トビー・ソウリー(Radical オーナー/インディカー・プロドライバー)
このクルマのバランスこそが、記憶に深く残る。途方もないスピードでも修正が容易で、ドライバーに自信を与えてくれる。
私はロードカーが大好きで、人生のほとんどをそれに乗って過ごしている。でも、それはできないんだ。
- アンドリュー・フランケル(オートカー誌「年間ベストライターズカー」)
SR1 XXR 標準装備
ボディ
-
軽量スペースフレームシャシー
-
コンポジット製ジェルコートボディワーク
-
LEDデイランニングライトおよびブレーキライト
-
ル・マン仕様のプリプレグカーボンコンポジットミラー
エンジン
-
RPE製・水冷式4気筒16バルブ・1340ccエンジン
-
コイルオンプラグ点火システム
-
専用設計のドライサンプ式メカニカルオイルポンプ
-
電子制御ドライブ・バイ・ワイヤ式スロットル
-
オーバーヘッド燃料噴射付きカーボン製エアボックス
-
高流量レーシングエキゾーストシステム
コックピット
-
2人乗りまたは1人乗り仕様のシャシー
-
クイックリリース式ステアリングホイール
-
LED回転計とシフトライト付きディスプレイユニット
-
ダッシュボードに取り付けられたブレーキバイアス調整装置
パワートレイン
-
ミッドシップ・後輪駆動方式
-
6速一体型シーケンシャルギアボックス
-
Quaife製ギアによるファイナルドライブとリミテッドスリップデフ
-
オートブリッピング機能付き空圧式パドルシフト
サスペンション&ブレーキ
-
前後にラジアル式4ポットキャリパーを装備
-
240×25mmサイズの30ベーンベンチレーテッドディスク
-
フルアジャスタブル式Nik-linkサスペンション
-
前後ウィッシュボーンと調整可能なプッシュロッド
-
ファブリケート製アップライト
-
前後に交換可能なロールバーを装備
-
Intrax製シングルアジャスタブルダンパー
ホイール & タイヤ
-
Braid製キャストアルミホイール
-
7インチ×13インチサイズのフロントタイヤ
-
9インチ×13インチサイズのリアタイヤ
-
ハンコック製レーシングタイヤ(スリック&ウェット仕様あり)
車体寸法
-
全長:3860mm
-
全幅:1560mm
-
全高:1020mm
-
車両重量:510kg
SR1 XXR オプション装備
-
SmartyCam GPSビデオシステム、データロギング機能
-
サーキット走行用静音マフラー
-
ラジエーターファンとトリクル充電器
-
エンジンオイル予熱装置と燃料サンプリングキット
-
ボディカラーは7色から選択可能
-
ハーネスカラーは5色から選択可能
-
工場出荷時にグラフィックパッケージの装着が可能
それは、サーキットでのドライビングを極限まで楽しむための、圧倒的なバランスと操作性。
力強いグリップ、軽やかなハンドリング、そして精密に保たれた車体バランスが、
誰にとっても“走る歓び”を直感的に感じさせてくれます。
初めてサーキットを走る方にも、何百戦を重ねたドライバーにも。
ラディカルは「乗りやすく、しかし奥深い」その二面性こそが魅力です。
ラディカルの全モデルは、最初からサーキット専用として開発されています。
市販車を改造したのではなく、速く、安全に、そして本能に響く走りのためにゼロから設計されています。
シャーシは、空力性能・ダウンフォース・高速域での安定性を重視して最適化。
あらゆるコーナー、あらゆる速度域で、マシンはドライバーの意志に忠実に応えます。ラディカルの全モデルには、剛性と軽さを両立するスペースフレーム構造が採用されています。
このシャーシ設計が、車両全体の質量を抑えつつ、優れた加速性能・制動力・旋回性能を実現。
走りの鋭さと安全性を、高い次元で両立しています。
その外側を覆うのは、軽量で耐久性に優れた複合素材製ファイバーグラスボディ。
出荷時に7色から選べるカラーバリエーションも、個性を際立たせます。
スペースフレームと軽量ボディの組み合わせは、高い整備性と優れたコストパフォーマンスを同時に実現。
世界中どこにいても扱いやすく、サーキットを本気で走るための“ピュア”な価値が、
ここにあります。リアプッシュロッドと3ウェイダンパーはフルアジャスタブル仕様。
サーキットの特性やドライバーの好みに応じて、マシンの挙動を緻密に仕立てることができます。
さらに、調整式リアウィングにより、直線での伸びとコーナリング時の安定性とのバランスを自在にコントロール。
その日のコンディションに合わせて、走りを最適なかたちに仕上げていけます。25年以上にわたる開発実績と、累計3,000台以上の車両が証明する信頼性。
すべての構成部品は、極限の条件下で徹底的にテストされており、
ドライバーがラップを重ねるたびに、その性能と安全性に確信を持てるよう設計されています。
新たに導入された”コックピット保護構造(オプション)”は、さらなる安心を生む
革新技術の一つ。
常に“次の一周”を支えるために、進化を続けています。
さらに、クラッシュボックス、耐火燃料セル、消火器システムはすべて標準装備。
サーキットで本気の走りに挑む者にこそふさわしい、徹底した安全思想がここにあります。走りの目的に応じて、1シーター/2シーター仕様を選択可能。
コーチングから同乗走行まで、幅広いシーンに対応するパッケージです。
さらに、シートポジションもセンター/左/右ハンドルから選べる設計とし、
ドライバーにとって最も自然な操作環境を実現しています。
ダッシュボードには、カスタマイズ可能なデジタルディスプレイを搭載。
リアルタイムの情報を視認性高く表示し、GPS・レースログ・オンボード映像などを統合。
ブレーキ圧やステアリング操作の記録機能も備え、
マシンとの対話をより深い次元へ導きます。
ボンネットの下
RPE Gen5 1340cc
20年以上にわたり、RPEはレースの現場で、軽量かつ高出力なパワートレインの理想を追求し続けてきました。
ラディカル独自の専用エンジン製造拠点で、一基ずつ丁寧に組み上げられる1340cc・第5世代ユニット。
その完成度は、市場でも随一の耐久性と信頼性を誇る、エンジンとギアボックスの一体型パッケージを実現しています。

ラディカル・エクスペリエンス
ラディカルの走りを五感で味わう特別なプログラム
それが"ラディカル・エクスペリエンス"です。
迫力の同乗走行から、レベルに応じた専用ドライビングセッションまで、
すべてのプログラムは、ドライバーの成長を支えるために綿密に設計されています。
プロフェッショナルコーチのもと、安全な環境でスキルを磨き、
自信を深めながら、ラディカルのポテンシャルを引き出していく。
その一瞬ごとに、マシンと向き合う歓びが広がります。
この体験は、ラディカル・ジャパン・カップで待つ
白熱のバトルとスリルを先取りできる、またとない機会です。

